2012年3月18日日曜日

納豆菌による分解について

納豆菌による分解について

納豆は、大豆に比べて、ビタミンB2 ビタミンB12、ビタミンEが豊富と聞きますが、



納豆菌によって、何の物質をどのように分解してそのような物質になるのでしょうか?







納豆菌は、大豆の栄養源(タンパク質、糖質、脂質)を利用して自己の増殖を行ないます。このとき、これらのビタミン類は大豆の成分を分解して作られるのではなく、納豆菌自身が栄養源を利用して自分で作り出します。

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排出物というより、何か自分で必要があってせっせと作っているんじゃないんでしょうか?

微生物はけっこう効率的にできていて、自然の(人為的に変異操作を受けていない)微生物は自分の必要のないものを作らず、関係のない遺伝子は眠らせていてムダにエネルギーを使うようなことはしない、と本で読んだことがあります。

これらのビタミンは、大豆に比べると豊富なんでしょうけど、納豆菌が生活するには必要な量なのでしょう。

そういう意味で、乳酸菌のつくる乳酸(最終代謝産物 = 排出物?)とは根本的に違いますよね。

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